韓国アイドルなどの影響などから、すっきりした奥二重に憧れる人が増えています。
「普段一重だけれど、奥二重に癖付けられないかな？」と疑問を持たれる方もいますよね。
そこで本記事では、奥二重に癖付けられる人の特徴から、手軽にできる方法などを解説します！
身近なアイテムや習慣でクセ付けができるので、ぜひ参考にしてくださいね。
一重から奥二重になれる人の特徴は？
まず、クセ付けによって二重や奥二重になれるかどうか知っておくことが大切です。
癖付けで奥二重や二重になる人は、挙筋腱膜の分離があるという特徴があります。
挙筋腱膜は、まぶたを開ける筋肉である「眼瞼挙筋（がんけんきょきん）」の末端にある、薄い膜状の腱です。
眼瞼挙筋が収縮すると、挙筋腱膜が瞼板を上に引き上げ、目が開きます。
これが基本的な「まぶたを開ける」という動作です。
一重と二重（奥二重含む）の決定的な違いは、この挙筋腱膜の枝がまぶたの皮膚に付着しているかどうかです。
二重や奥二重の人は、挙筋腱膜の先端の一部が枝分かれして、まぶたの皮膚の裏側（真皮層）にまで伸びて付着しています。
そのため、目を開ける際に挙筋腱膜が瞼板を引き上げると同時に、付着した部分の皮膚も一緒に奥へ引き込みます。
この皮膚の引き込みによって「折り目」ができ、これが二重のラインとなります。
奥二重の場合、この皮膚への付着が弱いか、ラインの位置が低い、あるいは上まぶたの皮膚が少しだけかぶさっている状態です。
一方、一重の方は、挙筋腱膜の枝が皮膚まで伸びていないか、その結合が非常に弱い状態です。
そのため、目を開けても皮膚が奥に引き込まれず、まぶたの縁に沿って皮膚がそのまま滑り降りる形になります。これにより、ラインのないすっきりとした一重まぶたになります。
二重や奥二重になる可能性のある人はこんな人！
二重や奥二重になる人の特徴として、眼瞼挙筋について解説しました。
しかし、自分がクセ付けで二重や奥二重になれるのか疑問に感じる方もいますよね。
癖付けで二重や奥二重になれる可能性が高い人について解説するので、当てはまるかどうかチェックしてみてください。
両親どちらか二重だと可能性あり
ご両親のどちらか、あるいは両方が二重まぶたの場合、あなた自身も二重になる遺伝的な素質を持っている可能性があります。
二重まぶたは優性遺伝の傾向があるため、たとえ今は一重でも、二重になるための「設計図」は体の中に受け継がれていると考えられます。
このような方は、まぶたの皮膚が比較的薄かったり、将来的に二重のラインを形成するポテンシャルを秘めていたりすることが多いです。
成長や加齢に伴って顔つきが変化したりまぶたの厚みに変化があったりすることで、奥二重や二重のラインが定着することがあります。
まぶたを閉じると二重の線がある人
目を開けている時は一重に見えるのに、そっと目を閉じたり、伏し目がちになったりした時に、まぶたに薄い線（ライン）が現れる人がいます。
これは、二重になるための「折り目」が既にうっすらと形成されている証拠です。
この線は、まぶたを開ける筋肉の先端にある挙筋腱膜と皮膚が、弱くではあるものの繋がっている可能性があります。
その線に沿ってアイプチやアイテープを使い続けることで癖付けされたり、まぶたのマッサージで血行が良くなってむくみが取れたりすることで、その弱い繋がりが強化され、はっきりとした奥二重のラインとして定着することが期待できます。
眠いときなどに二重になる人
「すごく眠い時や、疲れている時にだけ二重になる」という経験がある方も、将来的に奥二重になる可能性を秘めています。
これには明確な理由があります。
- 眼球のくぼみ： 疲労がたまると、眼球が普段より少し奥に引っ込みます。すると、まぶたの皮膚が折りたたまれるスペースが生まれ、ラインが入りやすくなります。
- 筋力の低下： まぶたを開ける筋肉（眼瞼挙筋）の力が弱まり、無意識に眉毛を上げる筋肉（前頭筋）を使って目を開けようとします。この力の入り方の変化によって、皮膚が予期せぬ形で引っ張られ、一時的に二重になることがあります。
普段は脂肪や皮膚のハリに阻まれて現れないラインが、疲労という条件下で顔を出すということです。これは、あなたのまぶたに「二重になる能力」が備わっていることを示しています。
体調の変化や年齢によるまぶたの脂肪の減少などがきっかけで、この一時的な状態が日常になる可能性があります。
一重から奥二重に癖付ける方法は？
ここでは、毎日の少しの工夫で理想の目元に近づくための「癖付け方法」を4つご紹介します。
メイクのときアイプチや二重テープを使う
物理的に二重のラインを作り続けることで、まぶたに折り目を記憶させます。
■ やり方
- まぶたを清潔に メイクの前に、コットンなどでまぶたの油分や汚れを優しく拭き取ります。
- 理想のラインを探す 付属のプッシャー（Y字の棒）などを使い、どこにラインを作りたいかシミュレーションします。自然な奥二重を目指すなら、欲張らずにまつ毛の生え際から数ミリ上の、無理なく折り込める位置を見つけるのがポイントです。
- アイテムを装着する
- アイテープの場合： 決めたラインのすぐ下に、テープをしっかりと貼り付けます。
- アイプチ（液体）の場合： ラインを作りたい部分に薄く塗り、半乾きになったらプッシャーで押し込み、ラインを形成します。
- 微調整して完成 プッシャーで目頭から目尻まで軽く押さえ、ラインを整えたら完成です。上からアイシャドウを重ねる場合は、ラメ感が強いものや、肌なじみの良いブラウン系を選ぶと不自然になりにくいです。
二重に癖付けする夜用のアイプチを使う
二重や奥二重に癖付ける目的であれば、メイク以外に夜用のアイプチを使うのもおすすめです。
日中の活動によるヨレや崩れを気にせず、長時間じっくりと癖付けができるのが夜用アイプチのメリットです。
■ やり方
- 夜のスキンケア後に 洗顔、化粧水など、全てのスキンケアが終わった清潔なまぶたに使用します。クリームなどの油分が残っていると接着力が弱まるため、軽くティッシュオフしておくと良いでしょう。
- 日中と同じラインに塗る 昼間に癖付けしているラインと同じ位置に、夜用アイプチを塗ります。ラインを毎日同じ位置に固定することが、癖付けへの一番の近道です。
- 完全に乾かしてから就寝 プッシャーでラインを固定したら、液が完全に乾くまで待ちます。まばたきをしても違和感がなくなったら、そのまま就寝します。
- 翌朝、優しくオフする 朝になったら、ぬるま湯や洗顔料でふやかすようにして優しく洗い流します。オフした後にうっすらとラインが残っていれば、癖付けが進んでいるサインです。
まぶたのマッサージをする
まぶたの「むくみ」や「こり」は、癖付けの大敵です。
マッサージによって血行を促進し、まぶたをすっきりと柔らかい状態に整えることで、二重のラインが入りやすい土台を作ります。
■ やり方
※必ずアイクリームやマッサージオイルを使い、滑りを良くして行ってください。
- 眉下の骨をプッシュ（3回） 眉頭の下にある骨のくぼみに親指をあて、心地よい圧で3秒ほどプッシュ。少しずつ指をずらしながら、眉尻まで3箇所ほど刺激します。
- まぶたの上を優しくなでる（3回） 人差し指・中指・薬指の3本を揃え、目頭からこめかみに向かって、まぶたの上を非常に優しい力でなでるように滑らせます。
- こめかみをプッシュ（3回） 最後に、こめかみを指の腹で軽くプッシュし、リンパの流れを促します。
生活習慣を見直してみる
二重や奥二重になれる要素を持っていても、まぶたがむくんでいたり腫れぼったい状態だと、綺麗な二重が作られないことがあります。
普段の生活で塩分をなるべく控えたり、質の良い睡眠、体を温める習慣を作ったりすることで、綺麗な二重や奥二重を癖付けることにつながります。
美容にもいいことばかりなので、普段の生活の中で意識してみてくださいね。
一重から奥二重になれる期間はどれくらい？
一重から奥二重にクセ付けられる期間として個人差があります。
まぶたの薄い人やうっすらと二重ラインの入る人は、比較的癖付けしやすいでしょう。
まぶたの厚みのある人や二重になりにくい人は、時間がかかってしまう可能性があります。
二重や奥二重に癖付けるとまぶたが伸びる？注意点を解説
二重や奥二重に癖付ける方法として、アイプチやアイテープ、マッサージ方法などを解説しました。
しかし、アイプチやアイテープを長期間しようしたり、無理やりノリを剥がすしたりするなど皮膚への刺激が加わると、まぶたが伸びる原因となる可能性があります。
マッサージも強くこすると刺激となり逆効果となります。
癖付けるときはまぶたの刺激にならないよう正しい方法で行いましょう。
一重から奥二重や二重にしたい人はプチ整形という選択肢も
挙筋腱膜の特徴によってもともと二重や奥二重になりにくい人は、長期間癖付けを行っても成果が見られない場合があります。
かえってまぶたに刺激となり、まぶたが伸びたり重たく見える原因になったりすることもあります。
理想の二重や奥二重になりたいという方は、プチ整形を検討してみてもいいかもしれません。
ダウンタイムが少なく周りにばれにくい埋没法もあります。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
まとめ
癖付けによって二重や奥二重になれる人の特徴や、癖付ける方法について解説しました！
アイプチや夜用アイテム、マッサージなど手軽な方法で試すことができます。
すっきりした一重も素敵だけど、理想の二重や奥二重になってもっと自信を持ちたいという人も多いはず。
二重や奥二重の正しい癖付け方法を試してみてくださいね。
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