「自分の目は一重だと思っていたけど、よく見るとうっすら線がある…」「日によって一重になったり二重になったりする…」 そんなお悩みをお持ちではありませんか?
もしかしたら、その目は「一重に近い奥二重」かもしれません。
この記事では、一重と奥二重の違いから、一重に見えてしまう原因やメイク方法、さらには理想の二重を目指す方法まで、詳しく解説していきます。
自分の目の特徴を知って、もっと自信の持てるぱっちりとした目元を手に入れましょう!
一重と奥二重の違いは?

まず、一重、奥二重、そして一般的な二重(幅広二重)のまぶたの構造の違いについて理解しましょう。
違いのポイントは「二重ラインの有無と見える位置」です。
まず、一重の場合は、まぶたに二重のラインが全くない状態です。
まぶたの脂肪や皮膚がまつ毛の生え際に覆いかぶさっていることが多く、すっきりとしたクールな印象を与えます。
奥二重は、二重のライン自体は存在するものの、そのラインがまぶたの皮膚の内側に隠れてしまっている状態を指します。
目を開けたときに、二重のラインが全部またはほとんど見えず、目尻側にだけラインが少し見えることが多いのが特徴です。
控えめで知的な印象や、笑った時に二重が見えて可愛らしい印象を与えます。
二重(幅広二重)の特徴は、 目を開けたときにまつ毛の生え際とは別に、はっきりとまぶたの上に二重のラインが見える状態です。目が大きく、華やかな印象になります。
つまり、一重に近い奥二重とは、二重のラインの幅が非常に狭かったり、まぶたの脂肪が厚かったりして、ラインがほとんど見えない状態の奥二重のことです。
奥二重なのに一重に見える原因
「二重のラインはあるはずなのに、どうして一重に見えてしまうの?」その原因は、主に以下の点が考えられます。
- まぶたの脂肪が厚い
- まぶたのむくみ
- 蒙古襞(もうこひだ)が張っている
- 皮膚のたるみ
まぶたの脂肪が多いと、その厚みで二重のラインが隠れてしまいます。
指でまぶたを軽く持ち上げるとラインが現れる方は、このタイプかもしれません。
塩分の摂りすぎや寝不足、血行不良などでまぶたがむくんでしまうと、一時的に脂肪が厚くなったような状態になり、二重のラインが埋もれて一重に見えてしまいます。
特に朝起きた時に一重に見えやすい方は、むくみが原因の可能性が高いです。
蒙古襞とは、目頭を覆っている皮膚のことです。この蒙古襞が張っていると、目頭側の二重ラインが隠されてしまい、目が小さく見えたり、一重に見えたりする原因になります。
加齢や、目をこする癖などによってまぶたの皮膚がたるんでくると、二重のラインの上に皮膚が覆いかぶさり、奥二重や一重に見えてしまうことがあります。
ひとえに近い奥二重のメイク方法

一重に近い奥二重さんが目を大きく見せるには、隠れてしまう二重ラインを活かしつつ、目の縦幅と横幅を自然に強調するのがポイントです。
アイシャドウ:腫れぼったさ回避&陰影で立体感UP!
- 色選び:肌なじみの良いブラウンやベージュ系が基本。腫れぼったく見えやすい暖色系(ピンクやオレンジ)を使う場合は、くすみ系のカラーを選び、広範囲に塗りすぎないようにしましょう。ラメやパールが強いものより、マットな質感や繊細なパールのものがおすすめです。
- 塗り方:
- アイホール全体に明るいベースカラーを塗ります。
- メインカラーは、目を開けた時に見える範囲にだけ塗るのが重要です。目を開けて、色が見える位置を確認しながら少しずつ塗り広げましょう。
- 締め色となる濃いカラーを、目のキワ(まつ毛の生え際)に細く入れます。目尻側は少し長めに「く」の字に入れると、目の横幅が強調されます。
一重に見える奥二重のアイライン方法
一重に見えがちな奥二重の人は、アイラインを太くすると余計二重ラインが見えづらくなってしまいます。
そこでおすすめなのが、「インライン」と「アイラインを目尻だけ引く方法」です。
インラインはまつげとまつげの間を埋める方法。
目頭から黒目の上までは、このインラインの方法で細くアイラインを引くことを意識しましょう。
目尻にだけアイラインを引くと、自然に目を大きく見せることができます。
ビューラー&マスカラ:まつ毛を根元から上げて縦幅を強調
奥二重の人は、まぶたの構造上どうしてもまつげが下がりやすくなってしまいます。
アイメイクするときは、しっかり根本からビューラーでまつげを上げるようにしましょう。
時間とともにまつげが下がってしまう人は、ホットビューラーもおすすめです。
マスカラは、ボリュームタイプよりもロングタイプで長さを出すことで目の縦幅を強調できます。
奥二重を平行二重にする方法:自力ケアとプチ整形
メイクだけでなく、すっぴんでもぱっちりとした平行二重になりたい、と考える方もいるでしょう。
ここでは、自力でできるケアと、美容医療による方法をご紹介します。
自力でやる方法(まぶたへの負担に注意)
- 二重のり・アイテープ 手軽に二重のラインを作れるアイテムです。のりタイプやテープタイプなど様々な種類があります。
- メリット:安価で、その日だけ二重にしたい場合に便利です。
- デメリット:まぶたへの負担が大きく、かぶれや皮膚のたるみの原因になることがあります。また、目を閉じると不自然に見えやすい点も挙げられます。長期間の使用は慎重に検討しましょう。
- まぶたのマッサージ まぶたのむくみを取り、血行を促進するマッサージも有効です。
- 蒸しタオルで目元を温め、血行を良くします。
- アイクリームなどを塗り、滑りを良くします。
- 眉頭の下のくぼみを優しくプッシュしたり、眉毛に沿って骨の上を優しく指圧したりします。 ※強い力でこするのは、たるみやシワの原因になるため絶対にやめましょう。あくまで「癖付け」ではなく「むくみ解消」が目的です。
プチ整形(美容医療)
より確実で長期的な効果を望む場合は、美容医療も選択肢の一つです。
メスをいれずに糸で留める埋没法ならダウンタイムが短めで、費用も切開法と比較するとリーズナブルに受けることができます。
理想の二重になりたい方は、カウンセリングで一度相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
一重に近い奥二重の特徴や違い、メイク方法などを解説しました!
一重に近い奥二重は、落ち着いた印象と可愛いらしさ二つが両立しており、とても魅力的です。
その特徴を正しく理解し、自分に合ったメイクやケアを取り入れることでより長所を生かすことができるでしょう。
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